土地地目変更登記とは?

土地の用途が変わった場合に、登記簿上の地目を実際の利用状況に合わせるための手続きです。地目は土地の種類を示し、登記簿には20種類以上が規定されています。

 代表的な地目の種類

  • 宅地(家が建っている土地)
  • 田(稲作を行う土地)
  • 畑(農作物を育てる土地)
  • 山林(森林として利用される土地)
  • 雑種地(その他の用途の土地)

 必要なケース

  • 農地を宅地に変更した場合(例:田んぼに家を建てた場合)
  • 山林を造成して宅地にした場合
  • 駐車場や資材置き場として利用を開始した場合

 地目変更登記が必要な理由

  • 固定資産税の適正化:地目によって課税額が異なるため、正しい地目にする必要があります。
  • 土地売却・利用の円滑化:登記簿と現況の不一致を解消し、取引をスムーズにします。
  • 法律遵守:登記は義務であり、地目変更から1か月以内に申請が必要です。

 必要な書類

  • 地目変更登記申請書
  • 土地の現況を示す資料
  • 登記識別情報または登記済証
  • 委任状(代理申請の場合)
  • 農地転用許可証(農地を宅地に変更する場合、行政からの許可が必要)

 登記期限と罰則

地目が変更された日から1か月以内に申請しなければなりません。


 芦澤事務所のサポート内容

  • 現地調査および測量の実施
  • 必要書類の作成・収集と法務局への申請代行

土地の用途変更に伴う地目変更登記でお困りの方は、芦澤事務所までお気軽にご相談ください!