GNSS・民間電子基準点について

芦澤事務所では、民間電子基準点を設置しております。

そのため、芦澤事務所から、半径20~25kmの地域は、

国家座標に準拠し、 一定精度を有するGNSSデータを誰でも、利用することが可能です。

GNSS、民間電子基準点の表(芦澤事務所)

電子基準点とは?

そもそも「電子基準点」とは、

GPSを使って、日本の正確な位置情報を支えるために設置されている基準点のことです。

これらは国土交通省が全国に約1,300ヶ所設置しており、

地震や地殻変動の観測、地図作り、土地の測量などに使われています。

つまり、「地球のどこにいるか」をすごく正確に測るための、大事な目印です。

民間電子基準点とは?

芦澤事務所の屋根についているGNSS

民間電子基準点

これに対して「民間電子基準点」とは、民間の会社や団体が独自に設置した電子基準点のことをいいます。
国が設置したものではないですが、同じように高精度な位置情報を提供しています。
なぜ民間が設置しているかというと、
・ドローン測量
・土地の3Dマッピング
・建設現場の位置管理
・自動運転車のナビゲーション
など、高精度な位置情報を必要とする場面が増えたからです。
国の電子基準点だけではカバーしきれないエリアや、より細かい精度が必要な場所で、民間企業が自前で作った基準点を使うようになりました。
また、民間電子基準点には、1級・2級・3級といったランク分けがあります。
これは、基準点の「正確さ(精度)」や「管理レベル」を示しているものです。
1級、2級には、避雷針を設置するなどの条件があり、
設備を設置するのに大きな資金を有します。
それに比べ、3級は、比較的資金を抑えた上で
正確な測量をすることができます。

まとめ

民間電子基準点を設置することで、

測量業務を効率的、正確に実施することが可能になりました。

また、半径20~25km以内に登録された基準点が有れば使用することができるので、

測量業務を行う際は、使用してみることをお勧めします。

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